わくわくするお話
「感染対策委員講習会」及び「慢性蕁麻疹治療薬」についての勉強会
本日は有床病院が年に2回と定められている感染対策委員講習会及び慢性蕁麻疹に対する治療薬についての勉強会が行われました。新型コロナウィルスによる影響で毎週1回行っていた勉強会が暫く開催出来ずにおりましたが、行動緩和により再開しました。
[感染対策委員講習会]
今回は「患者さん側から見た医療施設の感染対策につて」のイメージをアンケート調査結果をもとに考察しました。やはり”感染対策=消毒とマスク”というイメージが強く科学的根拠からの必要性とは少しずれているケースが大いにあることが印象的でした。
感染及び発症については、そのウィルスや細菌により感染経路はそれぞれ、そして感染力もそれぞれです。今回の新型コロナウィルスに関しては、過剰報道の影響もありマスクをしていないと人目が気になるという理由で使用している方もいらっしゃると思います。
新しい病原体が発見された場合、私たちはどのように考え判断し対策を講じるのか、今更恥ずかしくて聞けないと思うことでもお気軽にメールでお問い合わせください。問題解決方法の考え方さえ理解できれば無意味に恐れることも神経質になる必要もありません。
[慢性蕁麻疹治療薬についての勉強会を開催しました]
本日は慢性蕁麻疹の痒み治療について意見交換を行いました。蕁麻疹は殆どが原因不明で
皮膚症状が現れても多くは24時間以内に消失してしまいます。ただ慢性的になると何日も皮膚の発疹や痒みに悩みやがて生活の質が下がってしまいます。痒みは本当に辛いものです。
現在は眠くならず症状を、特に痒みの改善に効果ある薬が開発されています。
蕁麻疹で悩んでいる方は市販薬で対処せずに内科若しくは皮膚科医に相談してみましょう。